「カラット」とは、ダイヤモンドの重さを示す単位です。1カラットは0.20gに相当します。

「カラット」の語源はキャロブ (イナゴ豆) という植物に由来します。

この豆の実を乾燥させると、どの実もほとんど均一の重さを持っていることから、古代ではジュエリーの重さを量る単位として使われていました。

「カラー」とは、無色を基準としたダイヤモンドの色味についてのグレードです。

GIA (米国宝石学会) が規定したマスターストーンを基準として、D～Zまでの23段階に等級分けされ、Dカラーの無色に近いグレードほど高品質と評価されています。

ダイヤモンドの成分は、純粋な炭素 (N) ですが、炭素の中に不純物として窒素 (C) が含まれることで黄色味を帯ます。

この黄色味の評価は、無色透明のDからZに近くなるほど黄色味が濃くなります。

「クラリティ」とは、ダイヤモンドの透明度を表します。

ダイヤモンドの成長段階で含まれる、インクルージョン (内包物) やプレミッシュ (外部の特徴) の数や大きさ、位置などによって等級が決まります。

GIA (米国宝石学会) が確立した等級に基づき、インクルージョンのまったくないFL（フローレス）から肉眼で内包物が確認できるI3までの11段階に等級分けされています。

フローレスダイヤモンドでは、最高品質のフローレス・インターナリーフローレスのみを取り扱っております。

ダイヤモンドのブリリアンス (輝き) を決定します。

対称性とバランスが決定的な要素となるカットは、ダイヤモンドの美しさに大きく影響を与えます。

理想的なプロポーションに求められる、シンメトリー (対称性) と各ファセット面の研磨状態を表すポリッシュ (研磨状態) まで検査し、GIA (米国宝石学会) の厳しい基準により等級が決定されます。